幼稚園バス

来たぞ、、、きたから婆さん飛んできた。こんなことを何度も言ってみんなを退屈させなかった一つ上、姉と同年の近所のお兄ちゃん。何度か言っている間に緑色のボンネットバスがやってくる。伊豆の踊子に登場するバスよりはやや小型でずんぐりしていて可愛い。そんな昔のこと思い出したのは、今朝広い通りの歩道でバスを待っている母子数人を見かけたからだ。この時間、自分はママチャリでスイミングに通っている。遠くにバスが見えた。最近の幼稚園バスはデザインが凝っている。次男が通ってたころはもっと地味だったかと。今や難関幼稚園になっているらしい。バスの中でも姉に手を握ってもらって電車の駅だと三つ先と少し遠いところまで。実は自分は卒園できなかった。年少のクラスにいられなくてすぐ姉のところに行く、先生が連れ戻してもまたと、先生、姉、親に心配かけた末に落ちこぼれてしまったのです。ところが年が明けた春になると公立幼稚園の年長に入園、一年後に成績優秀で卒園したのだ。父はPTA会長になってから担任の若い先生と仲良くなって家にも連れてきた。クレヨンとかをもらったのはしっかり覚えている。一年余りで大いなる変身というか成長著しかったようだ。まことに謎だ。

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(上;ラスベガスでマフラー失くして、衝動買いした。下:左はマンハッタンで、

右は妻からもらったニューヨーカー)