硬貨の両替

最近硬貨の居場所が狭くなってきています。日本語ボランティア活動に参加しているのですが、そこで今春から会計係をやっています。学習者から形ばかりの会費、一回100円をもらっています。月一回の集金日には大量の100円玉を手にします。そこでひらめいたのが電車のICカード。これまで1000円紙幣でチャージしてたのを100円硬貨にしようと。今や銀行に持ち込めないから重くなる前にチャージしています。お寺や神社さんが困っている記事をみました。そういえば3年前にラスベガスに行った時の事、ホテルの一階のカジノでスロットマシンをチョコッとやってみようかとよく見るとコインの投入口がないのです。さすがラスベガス、すぐそばの窓口で紙幣に替えてくれました。もちろん無料です。係のお姉さんもニコニコでした。コロナを契機にクレジットカード利用可が急激に普及し、硬貨の居場所がますますせまくなって、それに両替有料化が追い打ちをかけて、可愛そうです。切手もデジタル化で似たように利用が減っているのでしょう。記念硬貨、記念切手は残るでしょうが。コロナ、ウクライナ侵攻、これらによって、世界中のあらゆることに変化が生じています。悪い方向だけではないようですが、どうなっちゃうんだろうと時々思います。今朝広島の平和式典で宣言や式辞を聞いて、若干のむなしさと核削減への複雑な歩みを改めて感したのは私だけではないはずです。

(玄関わきのケヤキの幹に蝉くん発見。寿命が短いと聞いていますが、

 懸命に生きているのは美しいと感じました。頑張って!)