現役のころ何度となく出張した札幌。時計台の前も幾度か通ったが、中に入ったのは初めてだった。展示を見ていると後ろから声がかかり、背中の荷物大丈夫ですかと。その意味がわかるまで少しあって、問い返すと背中の荷物重くありませんか?入口近くに置き場所がありますよと。同年配と思える方はボランティアさんでした。シルバーシートを譲られたときと同じ困惑。ああ。説明を聞いて、自分の思い込みが露見した。教会じゃなくて、学校の演武場、今でいう体育館だったのです。鐘があるのと外見で思い込んでいたのだ。いつもの癖。おそらく自分だけだ。そういえば、ゴダイバ夫人とピーピングトムの時計台は時報のためで、教会とは無縁でした。札幌駅から始まる地下道があんなに延びていたのには感心です。待ち合わせには改札口が複雑な札幌駅より地下道の方がわかりやすいのでと、たまたま出張で来ていた長男と落ち合うのに30分もかかった。地下鉄の出口の番号と地下道の番号が違ったのです。やれやれ。ショットバーのメニューにアップルマティーニがあった。ニューヨーカーのように、アップルティーニとは言わないそうです。いい一日でした。
(今年初めて庭に自生していました。棘が痛いのでピンセットを使いました。)