2023-01-01から1年間の記事一覧

私の黒歴史

サラリーマンご愛読で経済紙の最終頁にある履歴書、勤めていた会社からもお二人が掲載されたが、評判には明暗が。人の自慢話ほど退屈なものはない。その差が出たのだ。小説のサクセスストーリーは読み心地はよいが、企業のトップはその反対で失敗談の方が面…

外圧も悪くない

ネガティブな響きの外圧ですが、日本の歴史では外圧によっていい方向に向かってきたように思っています。封建制度から近代国家に向かいはじめたのは開港をせまる欧米の外圧。成金宰相の暴露記事に反応が小さかった世論が外国人記者の指摘で現職中逮捕に発展…

小さなこだわり

コスパを求める生活のなかにもこだわっているものがある。オリーブオイルは少し高くてもイタリアのを選ぶ。烏賊はスルメイカ。正月の祝箸の袋は水引付きのものをと。子供のころの実家では正月の三日の朝、祝箸の袋の底を箸で貫く習わしがあった。その土地に…

盛りだくさんだった週末

同居する次男が墓参りをしたいというので、実家の姉に頼んで花とか段取りしてもらった。この立派なお墓をゆくゆくはどうするのか課題はあるが、墓参りはそれなりの意義があるように思える。そして姉も一緒にお笑いの本拠地で、漫才・落語・奇術・新喜劇を初…

おたのしみ会

コロナ明け最初のおたのしみ会が終わった。日本語ボランティアも懇親的な催しを中断していたので、コロナ直後入会の自分もふくめ初めての経験の人が多かった。日本人同士でパーティーをすると、顔見知りどうし長く話しがちで、一人でやってきて孤立している…

マッカサーとせぇむさん

5年前の退職した会社の創業100周年記念パーティーが終了予定時間を超え始めた。昨日早朝に亡くなった叔母のお通夜が7時に始まる。地下鉄、JRと乗り継いで品川からのぞみで新大阪、さらにJR二本で堺市駅に到着。目と鼻の先に式場が見えたので、間に合った。父…

引いてもダメなら

押してもダメなら引いてみな、が普通なんだけど、今回は違った。ホバート空港に着いてシャトルを呼ぼうと電話したのに出ない。仕方なく3倍料金のタクシーでそのダメ評判のホテルに到着。うがいとかいろいろしているうちに、洗面台の排水栓が閉じたままで開か…

機上で涙ぽろぽろ

ホバートからシドニーに、国内線エコノミークラスの座席は左右3っつずつ。あの時もトイレのことを考え通路側を選択した。窓側と真ん中の席には少し年下の60代くらいのカップル。通常男の方が真ん中にというか同性の隣に座るようだ。日本と同じように飲み…

牛の生肉

コロナもほとぼりが冷めて、久々の海外旅行はすこし緊張します。テンションは9時間のオーバーナイトフライトで徐々に上がり始めました。映画でもとメニューを見たがパッとしなかったので、子守唄になるかなと、落語・講談・浪曲をセットにしたのを選局した。…

されど10セント

Orford(オーフォード)という小さな町をご存じないでしょうか?今回タスマニアの乗馬で宿泊したB&Bのあるところです。小高い森と白い砂浜があり、とても静かです。10分ほど散歩したところに小ぶりなスーパーがありました。牡馬のサンダー君にあげるリンゴと…

Horse riding in Tasmania

なんでタスマニアなの? コロナ前に乗馬レッスンの予約をしたのが、3年後に実行されたのさ。入社二回目の異動でタスマニアン高級ウールをお客だった紡績会社が毎年最高値で落札していることを知った。そのスーツが当時数十万円もしたのだ。あの時の記憶が引…

かわいそうなことをした

猛暑が終わってそろそろ庭掃除を再開しようとおもったら以外にも雨の降らない日が少ない。今日しかないと大急ぎで中庭の芝刈りをした。四隅の草の茂みは剪定ばさみでザクザクとしていたら、バッタ君が飛び出てきた。どっかにお逃げと見た刹那、後ろ足の片方…

会話の誘導

話の流れを誘導しようとしているなと感づくときがある。自分の好きな方向に。逆にこのまま進むとあの話題や領域に至ってしまうのではと、なんとか違う方向にもっていこうとしたことは幾度もあった。好きな作家が明智光秀のことをうがって書いている。相手の…

本番の衣装でテンションが

今思えばよくぞ50分もの長時間耐え抜いて無事やり遂げたものだと、自分を褒めています。初めての演能から半年がすぎ、ようやく余韻がうすれかけてきたところです。後で師匠から、頑張りましたね、一部からはプロが演じているのではという声もありますよと。…

家電とのお別れまでの日々

来週新しい食洗器がやってくる。最近需要が多いらしく発注してから3週間も待っている。ものではなく工事の日程が詰んでいるのだそうだ。下水からの匂いの逆流を防ぐために一定の水位をたもっているのが、制御機能が故障しているので水を必要以上に溜めてしま…

主婦の気持ちわかります

先週会社時代の同僚からメールがとどき、奥様がすい臓がんで亡くなられた、その経験では私が先輩だからどう乗り越えたらいいのか教えてくれとの文面だった。すぐさま電話して、あの時と同じように一段落したら飲もうということにした。きっと必要に迫られて…

さわやかな失敗

元内部監査室長の矜持で、4月の施行に合わせてママチャリにヘルメットを着用した。ところが、周りを見てもなかったかのような現状である。それはさておき、五分程度の距離にあるスーパーを出たとたん大粒の雨がふりだし、あっという間にポケットに入れた皮の…

きのうの夜更かしの理由

実は昨夜だけではない。一週間に2,3回、いや4回の時も。1時、2時の就寝となってしまうのだ。晩酌をしないのに気が付いたら録画が終わっていることがあって、悔しい思いをする。いつのころからかリアルで視聴できるのに録画している。番組の内容が単調なの…

焼き肉店での親の表情

今や我が家のイベントになってしまった焼肉。外ならぬ駅ビルの高級店。親子連れや親子三代の家族、それに会社接待とカップル。その中でも面白いのは親子連れの父親の表情である。着席してしばらくはドヤ顔で、乾杯とかしながら最初に子供に好きなものを注文…

納涼会か女子会か

昨夜は自分にとって新しい第一歩だった。ボランティアサークルで納涼会の希望者を募ったところ約半数の6人で最近若者スッポットとなった野毛の居酒屋に行くことになった。備え付けのタブレットでオーダーするのはよくあるが、QRコードを読み取って自分のス…

覚えこむまでのモヤモヤ

宝生流の仕舞を職分の先生に習い始めて13年になる。地謡を覚えて予習しながら一回一曲のペースで進んでいたが、いつの間にか、もちろん曲の長さや難易度があがっているので、いまでは一曲に平均3回教わっている。スマホやiPadで先生の手本や稽古すがたを録画…

差別は罪を生む

差別される理由がわからないのは最悪だ。飛行機のクラス料金の差による差別でも多少不愉快なものである。差別はいいことなし。なぜ差別をうけるのかわからないとさらに罪を生む。先日久々に行ったバーで自分たちのテーブルにだけ若い娘が来なかった。たくさ…

蝉みんみん

「蝉みんみん、蝉みんみん、人が来たよ、シャー、シャー」妹のように接していたら、この寸劇をみせてくれた。毎年夏休みに女子大との合宿があって、思わず吹き出したものだった。何一つ不自由なく育ったであろう二人だからさまになたのだろう。それを中年の…

夢うつつ

ときどきあれは夢だったのか、現だったのかと。なかなか眠れない夜にふと気が付くと少しは眠むれて夢をみていたのか、うつつだったのかと。夢と現実。能楽にはよくあるストーリである。旅の僧があやしげな人物に出会う。そのものの言うことを聞いているうち…

陵東特殊織物有限会社

仁徳天皇陵古墳の東に位置し、畳敷の日本では知られていないチューブマット、米国の中流家庭用の敷物を作るので特殊と名付けたと想像する。父は問屋制家内工業の元締めをしていたのかと記憶する。社員といっても親戚か下請けの関係の若い女性につれられて、…

大丈夫、私はまだ生きている

へこんでいるときに、私はまだ生きている。ごはん食べてます。だから大丈夫。ステレオタイプのセリフですが、その通りである。生きているからなんとかなる。面白いことも起りうる。この世は偶然の連続ですもの。私が今だに分不相応な家にくらし、科目でもっ…

まる5年になっちまったぜ

気が付けば丸5年、退職と妻の死直後に始めたブログ、週記が続いている。1年くらいは放牧かと思いきや、いまだ落ち着いていない。昨日、80歳になったジャズトランぺッターの演奏が放映された。素人の耳には全く衰えを感じさせなかった。古希、これが最初で最…

インドとの距離感

BRICsの Iが Rと Cにいみじくも近かったものが、ウクライナ侵攻以降Iは欧米に近づいてきました。三桁の暗算ができる国民、ITレベルの高い国。自分自身との関係では40前ロンドン勤務のころ昼食の選択肢として印度料理店のカレーがあった。なまりのある英語…

右の頬を打たれたら

敬虔なクリスチャンでも左の頬を差し出す人がすべてではない。人種・国籍でも一様ではない。今年古希を迎えた自分の経験として、宗教、国籍、人種でカテゴライズできるものではない。いろんな人がいる、いてもいい。確かに、宗教や国籍、人種で大まかな特徴…

冷めたコーヒー飲みほし

冷めた紅茶 ♪~ 、飲みほすとどんな味がしたのであろうか。心境は別にして意外といけたのではないかと。夜の憩いのひと時、コーヒーは豆から。時々12時過ぎに気が付くとマグカップにコーヒーが残っている。またテレビをつけたまま寝てしまった、という罪悪感…