2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

蝉みんみん

「蝉みんみん、蝉みんみん、人が来たよ、シャー、シャー」妹のように接していたら、この寸劇をみせてくれた。毎年夏休みに女子大との合宿があって、思わず吹き出したものだった。何一つ不自由なく育ったであろう二人だからさまになたのだろう。それを中年の…

夢うつつ

ときどきあれは夢だったのか、現だったのかと。なかなか眠れない夜にふと気が付くと少しは眠むれて夢をみていたのか、うつつだったのかと。夢と現実。能楽にはよくあるストーリである。旅の僧があやしげな人物に出会う。そのものの言うことを聞いているうち…

陵東特殊織物有限会社

仁徳天皇陵古墳の東に位置し、畳敷の日本では知られていないチューブマット、米国の中流家庭用の敷物を作るので特殊と名付けたと想像する。父は問屋制家内工業の元締めをしていたのかと記憶する。社員といっても親戚か下請けの関係の若い女性につれられて、…

大丈夫、私はまだ生きている

へこんでいるときに、私はまだ生きている。ごはん食べてます。だから大丈夫。ステレオタイプのセリフですが、その通りである。生きているからなんとかなる。面白いことも起りうる。この世は偶然の連続ですもの。私が今だに分不相応な家にくらし、科目でもっ…