2020-01-01から1年間の記事一覧

ウンチストレッチオンザ便器

これで大抵の便秘は解消しています。今から遡ること10年、私史上一番の便秘を経験。自覚症状として、肛門の手前に大きな球状のかたまりがあって、どんなにあがき気張っても自然には通過できないと思って、ある行動に出ました。ただし、これ以上は私のブログ…

法然院にホウネンが参る

鴨川デルタからほぼ満員のバスにのって銀閣寺、そして哲学の道を少し下ったところに法然院がある。山門が近づいて一句、ではなく「ホウネンが参る」と自分しかわからないギャグをつぶやきながら拝観を始めた。由緒あるお寺ではあるが、いわゆる観光寺院では…

銀閣は銀じゃないのか

自分も以前に同じことを思って、ふと口に出していた。それが拝観してかあるいは教科書を見てかすっかり忘れている。今も変わらない。入館してしばらくして銀閣が見えてくると、あちらこちらから’銀じゃないのか’が聞こえてくる。それでもいいじゃないのと思…

ドラマの聖地、鴨川デルタ

飛び石をぴょんぴょんといとも楽し気な親子連れ。ところが行ってみてやってみると想定以上に間隔がある。おまけに昨夜からの雨で水かさが増し勢いづいている。それでもヨイショっと一つ目に無事着地。率直に怖い、緊張感。対岸まであと幾つもあるがやり切る…

コロナ禍に京都行こう

一年も前から出席を決めていた高校の学年同窓会、早めにと思って飛行機とホテルの予約を済ませていた。コロナで同窓会は一年延期となってしまったが、元々はそのついでだった京都には行こうってことにした。あれは二十年ほど前、週を跨ぐ出張でどうせならNY…

謎解き

このブログは何のために。第一はボケ防止。第二は息子たちに自分のことを書き残したい。そして第三は、万一有名なブロガーになったら社会的発言力を手にすることができるからか。みんな思ってても言えないことを代弁して発信する。アメリカの核の傘下からの…

遠ざけていたことに助けられ

人生の先が見え始めたころからの閉塞感。コロナ以前からもあった先行きへの不安。それでも何とか落ち込まないでいられるのは大型犬のハル、四年前からはマックスとチョコ、そして水泳のお陰なのだと思っている。本当にありがとう。だけどこの二つ、50歳まで…

カプチーノは日本に限る

さんまは目黒とおっしゃった上様みたいに、カプチーノは日本に限ると言わせてください。COVID19が短期間で収束していれば、今年の秋のモスクワ、Stペテルブルグに行ってから総括の予定でしたが。もっともこのコーヒーチェーンの店舗がロシアにある前提なので…

合ハイ

白寿が過ぎて6日後に亡くなった母の葬儀で実家に帰る途中、通っていた高校の下車駅の風景が見えた。元々ショボかった北口が、半世紀たったのにほぼ昔のまんまだった。ちょうど新横浜の北口のように、表の繁盛ぶりとは想像もつかない寂しさだ。季節は秋だった…

ハルのお墓II

四年前、職場で第一線から退いた年にオスのゴールデン、ハルが10歳で亡くなった。そして二年後、退職の年に妻が亡くなり、さらに二年後の今年母が亡くなった。次の二年、再来年にも身近な誰かが亡くなるのだろうか。自分は今年67歳だから二年後は特別な響…

初代室長としての矜持

ニューヨーク勤務最後の一年はエンロン事件が巷を震撼させていた。コンプライアンスやオーディットという単語が突如降ってきたかのように頻繁に耳に入ってきた。そして本社に帰還して一年、内部監査室を立ち上げ、4年間で一部上場会社として体面を保てる時流…

イーストリバーで散骨

パパ、死んだらどうしてもらいたい?って息子が言うので、好きにしてもらっていい、ただ言っとくけどお墓はいらんからねと言い切った。定年まで海運会社に勤めていたので骨は海に散骨とかしてくれればいいからねって。ふーん、じゃあ、イーストリバーに散骨…

忘れるのが怖い

趣味で習っている能の舞、一度やった曲も時々は復習しないとどんどん忘れて行く。それがもったいないので時々復習に時間を割くのだが、そうすると今習っている曲の稽古に集中できない。折角マスターしたのにと思えば思うほど怖くなる。似たようなことはスマ…

居眠りを推理する

今日は特にひどかった。小一時間の番組を4回も見てしまった。かなり最初の段階で三度も眠ってしまったと考えられる。テレビドラマをみていると小気味よいほど時間が飛ぶ、ドラマのシーンも飛ぶ。知らないうちに眠る感じは、胃カメラや口腔外科で使うあの麻…

抹茶フラペチーノ

ブリちゃんが来日公演の合間に味わった抹茶フラペチーノ。確か日本だけのご当地もの。オバマ大統領が鎌倉で以前に食べたのを思い出しながら抹茶アイスを楽しむところをTVで実況していた。あの頃自分は帰国直後、ニューヨークかぶれか、社食をさけて一人サン…

超超プチストーカー

古稀が忍び足で近づいてきた。終活のなかでsignificant otherを見つけるのは至難の業、半分以上それどころか奇跡に近いかも。だから、あれば唐突であろうそのチャンスを確実にゲットするには日頃の心掛けが大事だと自分にいい聞かせている。自分は女性のどん…

お兄ちゃんのお古

長年愛用している二つの腕時計、一つはスチールでもう一方は金メッキもの。二つとも兄ちゃんのお古である。高度経済成長期を経て日本では当時腕時計は中学生からが常識だった。文字盤に蛍光塗料が塗ってあるガッチリしたのを兄ちゃんが腕から外して自分にく…

黒革の手帖

清張の小説のような犯罪に使われたものとは無縁ですがとても大事に使っている手帳です。ダイアリーは毎年差し替えているが付録小冊の方は最初からのものを15年使い続けている。色、張りともにくたびれて見えるが、そこには100ほどの備忘録、名言、読ん…

"Oops!...I did it again"

ああ、また思い込みで失敗。同居の次男が行ってみたいと言うラスベガスに同行することになり、定期預金を取り崩して旅行代金を払おうと銀行にいった。そして店員さんに指摘された刹那、アッまたやっちゃったぜ。ここだけ銀行印が元々違っていたのに。なぜか…

トイレで鼻をかむ

鼻をかむときがたまたまトイレならトイレットペーパー使って一緒に流します。トイレ以外ならティッシュペーパーでごみ箱へ。この地域の分別は厳しいが、不燃可燃の区別はない。鼻をかんだ後の残骸はゴミの日に回収される。そして焼却場で二酸化炭素と灰にな…

年賀状じまい

喪中だから松の内が終わってから寒中見舞だ。「昨年白寿の母を見送りました。今年も幽玄の趣味に励みます。」とでも書こう。年賀状が過熱気味のころ、我が家でも毎年人もうらやむ家族写真のにしていた。そして子供の成長につれてそれぞれバラバラ勝手に出す…

百万ドルを取り返せ

ご存知あの英国作家のベストセラーである。小説のストーリーは金銭詐欺のリベンジものだけど、実際の彼はこの小説の印税で詐欺の被害額とほぼ同額を回収したのだ。やられたらやりかえす復讐というものからは何も生まれない。まさに彼は理想的、スマートな穴…

啓蟄

卒業してからも何度か東京からこの日に電話していた。青春の思い出、つぎ子の誕生日だ。自分の価値観に強烈なインパクトがあった女性。始めてコンプレックスを味わった友人。大学生の自分にとってすべてが雲の上の世界に見えた。あれが自分にとっての啓蟄だ…

白寿とは

もう後一年で100歳かと思っていた母が亡くなった。とはいえ99歳も立派である。白寿のお祝いをするのは意味あることに思える。親子ほど年の離れた末っ子の叔母から初めて聞いたエピソードに驚いた。自分はまったく母のことを知らなかたようである。働き…

胃カメラと精神安定剤

時は2000年、ニューヨークのアッパーイーストにあるアパートで単身赴任中。眠っている間の無痛内視鏡検査というのを体験した。名医と評判だから信頼して受診したが上から下からやりたい放題でも全く分からない不思議なやつ。でも快感を味わったのは事実…

流行り

自動車の新車や朝ドラの主題歌、次のが出ると急に色あせる。○○ロスなんて、人の噂も七十五日、いやそれよりもあっさり消えて行く。供給側の戦略に思える。モデルチェンジ、年式落ち、新番組の予告編なり、大衆を誘導するコマーシャリズムが勝っているのだ。…

スーパーのレジ袋はごみ袋として必要

家事をしている人ならレジ袋は再利用していると思います。そして今やそれが必需品になっているということも、私だけでしょうか。有料化でエコバックに切り替えた人はごみの処理に必要な袋はどうしているのでしょうか?確かにコンビニや百均の小さく薄っぺら…

やってみよう!中原君

この言葉には何度やる気をもらったか数えきれない。20年も前の月9ドラマ、今でも大好きなシーンがある。もやもやしている自分を恩師が後押ししてくれる。一度挫折した数学の道をもう一度頑張る、再チャレンジをもよおす熱い場面なのである。それ以来のお…

出世魚ブリちゃん

ニューヨークに通い妻。9.11の二週間後東京NY便のFクラスキャビンに居たのは妻と財界の大物の二人だけだったようだ。JFKの出迎えロビーの群衆の中から妻がレッドカーペットを歩いているのを待ち受けるその優越感はちょっとしたものだった。グレーのスー…

誕生日に赤いバラ

独身寮を卒業してして社宅に住み始めたころ、駅前の花屋さんで赤いバラ10本買って帰った。10年後には10粒のダイヤにしたいって。なんて気恥ずかしいロマンチックな言葉が出たのだろう。そういえば、気に留めていた都内有名ホテルのコーヒーショップで…