B/S,P\LとGNP

会社の業績を表すのが、B/SとP/L。そして国の経済力の指標がGDPである。B/SとP/Lが企業の業績や資産状況を正確に表しているのか。GDPも国の経済力を正しく表せているのか疑問である。粉飾ではないポジティブな簿外、含み資産という言葉があるようにGDPにも含まれない経済力があるように思う。退職後は収入が激減した一方で時間に余裕ができる。GDPは付加価値が数字として表れないとカウントされない。家事はどうか、DIYは、ボランティアは? 高齢化社会になればなるほど簿外のGDPが増え、GDPと実態との差が大きくなるのではないか。こんなことをじとっと考えて意味はあるのか。それこそGDPに貢献できない。家でくすぶっているよりは外に出かけたり、旅行でもすれば、少しはGDPに貢献できるというもの。さてGDPが大きくなって幸せかというと必ずしもそうではない。米国の名門大学の教授が中国の哲学者を再評価している本にそんなことが書いてあった。その偉い先生にお願いしたい。目下カウントされてない経済活動も含めた国の経済力を示す新たなる指標をを考えてくれないですか?いや自分が知らないだけかも。よくあることだが、そうであってもらいたい。

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(年賀状用に毎年買っていた干支のハンコ、一巡した。環境の為に使い回しをしよう。はて、終活のThe end まで何度回せるか。私の干支は巳です)