厳島観月能

大型台風が関東を直撃する予報の中、広島空港に着陸。携帯OKとなり、やっぱりか。そうかなと思いつつももしかしたらと一縷ののぞみだったのに。東海道新幹線までが始発から運航取りやめ決定のニュース。まず向かったトイレのボックスから留守を託した息子にラインでもう一泊の件を伝えた。そして延泊の予約しに足元をみるとかねてうわさのホテルに。フロントで二泊目の値段を示され、なるほどなと不愉快に納得したが、ブログで書こうと思った刹那少し気が晴れた。作文はストレス軽減の特効薬です。はてとどうする増えた時間の過ごし方。検索で宮島のロープウェーと大和ミュージアムをチョイスした。そもそもの目的は、流派は違うがかの名人の演能を一度は見ておこうと、羨ましくもその名人に入門している知人に頼んで二人で出かける弥次喜多道中だったはずが。マンの悪いことにこんな日に大型台風が関東直撃やて。台風で新幹線が止まるかものニュースでその知人は早々とギブアップしたが、自分は強行した。宮島のロープウェーは異常に長い。最初6人乗りで、途中大型ゴンドラに乗り継いで展望台にたどり着く。6人乗りの20分間はお一人さまにとってきつい空間の一言。外人なら視線を合わせて軽くスマイルで良いのだが。緩衝材となってくれる子供もいなくカップル二組とご一緒はかなりのものだっだ。演能開始までさらに2時間。まずは参道で見かけた有名コーヒーチェーン店で毎度持参の文庫本がたよりになった。注文は今年2月のライブをドタキャンしたブリちゃんがお好きな抹茶クリームフラペチーノ、エスプレッソをショットで追加。そしてあと一時間は浜辺の石のベンチでひたすら潮の満ち来るのを眺めていた。まさに潮待です。これを人はどうみるのでしょう。波は怖い。静かに満ち引きを繰り返したあと急に荒くなって距離を縮める。その波打ち際に舞い落ちたレジ袋を隣のベンチに居た西洋人らしき若者カップルの青年が、岸から降り立って回収した。拍手です。自分は見ていただけ。そうゆうの最近は少しできるようになったが、一人旅コンプレックスがチョイあったのかも、と言い訳です。潮はまだ能舞台を完全に包んでいなかったが、宮司さんの火入れとともに開始となった。波の音、時々聞こえる鳥の声、そよ風よりは少しだけ強くふく風。屋内の能楽堂だと若干うるさめの囃子方の掛け声が広い空間に吸収されて、全体がうまくバランスしていて、ワンダフル。やっぱし来てよかった。もし、横浜にとどまっていたら悔しい思いをしたにちがいない。大正解だと、納得のひと時でした。(翌日に続く。。。)

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(和室の襖絵、萩だそうです。設計士さんのおすすめでした。広島までやって来たので

 萩もついでに、の思いで)

 ですので)