お役所のことではない。我が家の空調のことで言いたいのだ。イギリスで過ごした一軒家、デタッチというが、その経験で全館空調システムを選択した。ところが各部屋の温度調整がうまくない。冬、キッチンとリビングに冷たい風が入ってきて寒い。夏、二階の子供部屋が暑い。西日のことは考えてないのだ。そこで空調メーカーの方に質問をしたところ、お役所のバラバラ行政と同じだと思ったのだ。メーカーさんは機材を提供するだけ。建設会社は設計に従って設置するだけ。聞けば設計士が部屋の大きさに合った空調機器を選定しているというのだ。だた、住んでみてわかるのだが、そんなのわかるはずない。もっともガックリしたのは機材を開発した空調システム会社が自分の問題としていないことだった。理想的には設計士と空調システムメーカーが空気の流れをチャンと話し合うべきだが。そんなこと思いもしないというのだ。で、お役所で言えば横断的な窓口、組織、そんなコンサルがあればだが、たぶん無い。つまるところ、住人がプロデューサーであり、コンサルの機能をもつしかないのだと。そうすれは、コンサル料もいらない。だから、この家を快適にするには、他力本願はない。自分がこれまでの経験をベースに頑張るしかないのだと。
(今年も我が家のガクアジサイがきれいです。)