桜のポップコーン咲き

今朝の散歩は開花予想にひかれて小高い丘コースにする。早咲きの神奈川桜はすでに葉桜になっていたが、ソメイヨシノの大木はと見上げてみると、自分でつくるポップコーンのはじけ音が始まるころ合いに似て微妙に美味しく見えた。チラホラ咲きをポップコーン咲なんて通称されている世界を想像してみてください。三年前に亡くなったハルと一緒にこの季節、あちこち遠くまで散歩したものだが、今いるマックスとチョコとは初めての開花探索。よく晴れていて富士山が丹沢越しに。この丘の竹の子もまだ早い。マラソンしている人がチラホラいる。犬好きかどうかすぐわかる。今日最初の人は犬と距離を置いている人。自分もそうだったから懐かしい。それがハルのお陰で身近に。世間が広くなったのだ。その人にも教えてあげたいがそれはおせっかいというものです。暮らしに厚みと深みをくれたのは犬だけではありません。鶏肉、日本酒、水泳もそうです。ある時期を境に180度転換するのです。あのマラソンランナーにもその機会がありますように。ところでポップコーンの素は豆だけのに限る。安いだけではなく味付け自

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由です。なべ底にサラダ油と一緒に食塩の代わりにココアパウダーを入れた時のこと。理科室の実験失敗小爆発のように黒焦げて汚い仕上がりに。失敗と思いきや、ダメもとで振りかけたグラニュー糖、これが案外いけると分かった。単身赴任用に買ってあった蓋がガラスの鍋が実験道具。はじける様子を観察できるのです。間もなく羽衣ジャスミンの開花が始まります。そう、ポップコーン咲きです。

 

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(羽衣ジャスミンのポップコーン咲きです。ソメイヨシノから4週間後に撮影)