人生の先が見え始めたころからの閉塞感。コロナ以前からもあった先行きへの不安。それでも何とか落ち込まないでいられるのは大型犬のハル、四年前からはマックスとチョコ、そして水泳のお陰なのだと思っている。本当にありがとう。だけどこの二つ、50歳までは避けに避けてきた遠い存在だっただけに皮肉を通り過ぎて、不思議、だから人生は面白っていまさらながら思う。今後もそんなことに遭遇できるだろうか。予測がつかないのだから考えてもしょうがない。起こってから語るしかない。COVID19だって誰が予想できただろうか。今世界中があがいて生き残る策を模索している。逆に思いもしないいいことだって起こっていいのではないか。そういえばあの頃自分史上ではコロナより大きな波が襲ってきて、そのことで一歩踏み出せたのかもしれない。そんな犬と水泳のように、嫌い嫌いも好きの内というが、遠ざけていた人が何かのきっかけで身近になって、知ってみるとまんざらでもないことも。食わず嫌いのように。ウイズコロナも悪いことだけじゃないよって。ちょうど今から一年前にはじめた’外国人に日本語を教える’ボランティアは対面レッスンから今オンラインに。距離のあったZOOMさんともお近づきになりました。毎週お世話になっています。コロナがなければもう少しさきまでアナログのままだったかも。これも感謝。
(寝室にシャワールームをと、使ったのは過去二十年に数えるほどしかない。あの頃の自分は確かに今と違っていた。今なら考えもしないから。)