終活の心得

たかが68でこれを書くことを許してください。取り敢えずの中間報告です。高齢者には大きく分けて二つのタイプがあるようです。一つは過去をやたらと悔やむタイプ。今一つはとにかく感謝感謝で過ごすタイプだとか。自分は後悔もするし感謝もしている。どこかの時点に戻りたいと思うことは時々あるが、ようく考えるとそうでもなくなる。人生はすべて自己満足。本音は自分ファースト。あの好きな大統領が敗れた。米国民は選択を誤ったのかもしれない。日本はと言えば未だ一人前になっていない。米国の核の傘下にいる。戦後は終わっていないのである。常任理事国になれないのは当然である。将来歴史書が現代をどう扱うか。歴史書は後付けの典型、真実は事実と異なることはよくあることだ。では客観的な真実はどうしたら? 初心ということわざの本来の意味は昔を戒めとしているのであるが、当時は当時で精一杯だったのだ。今でこそたらればと思えるがあの時はそんな余裕すらなかったのだ。そんなことの繰り返しで今まで何とかやってこれた。生きてこれたと思っている。この先も「私、何やってたんだろう」って振り返ることはあっても、決して卑屈にはならないと思う。

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(玄関にあの利休のセンスをと、これ気に入っている。自己満足の何物でもない。わかってくれる人に出会えるかが終活最大の課題なのである。)