私たちがパパの家にやってきてもうじき４年になります。里親ボランティアさんの家に一緒に迎えに来てくれたママはその後一年くらいで亡くなってしまったので、今はパパ一人で私たちを見てくれている。家事もあるので大変みたい。私たちの居住区のキッチンでパパがよく独り言いっているのは料理の献立や食材のこと。私たちはドックフードとおやつだけど人間はそうはいかない。パパがえらいのは三食ちゃんと自分でつくっていることだ。これには感心させられる。昨日は百均でオイル注しを買ってきた。なんでも火災保険の更新でサラダ油缶をもたったけど、でかすぎるのと油切れが悪いからだって。今日は以前に買ったハーブがホールで使えなかったのを、やっと空になった胡椒のグラインダーが使えて満足していた。大きな家だからお掃除も大変。ここキッチンには私たち用のマットが三枚とでっかい防水シートがある。マットは中庭からの泥を落とすため、シートは勝手口手前の水飲みで私がこぼすからだって。マックスの毛は先代のハル君で慣れていたけど私のは初めての経験。今度は毛足の短い犬種にしようと私を選んだんだけど、私の毛は生え変わりが早く色が濃いので始末に悪いようだ。とにかく洗濯と掃除が大変なんだけど、パパは私たちを引き取って良かったと思っているって聞いたことがある。ケイ君と二人きりだと寂しかっただろうって。パパは子供のころから動物と付き合いがなかったので、ハル君に続いて私たちと接することで、癒されたり、人間として学ぶことが多いんだって。ああ、また独り言長くなっちゃったね。
（春の訪れ。ことしはCOVID19の影響で外出もままならない。家の草木が救いです。）
