少しは記憶に残る先生に

先週日本語ボランティアの研修に参加し、まさしく印象に残ったのが ’少しは記憶に残る先生に’ であった。70年を振り返って記憶に残る先生の最初は中二。英語塾の先生が俳優の加藤剛さんに顔もしゃべりもそっくりで、波長があったせいか成績がうなぎのぼりだった。次は中三。高校受験に向かって成績が落ちて気弱になる自分を励ましてくれた担任の先生。そして稚拙な答案に優をくれた経済学部教授、お人柄のよさでその後学部長におなりになった。自分は外国人の学習者に覚えてもらえるかなだけど、自身ではわからないので困ったものだ。去年受けた研修では ’外国人学習者の居場所をつくってあげること’ だった。これも自分では評価のしようがない。上から目線でなく対等に接することのようだ。しゃべるより聞き役になること。とか理屈はわかるが実行できているかははなはだ疑問だ。ただ言えることとして、結果はわからないがその方向に努めるということが大事なんだと思って、もがいている、いやあがいていると言った方がぴったりかなと。結果じゃないのですよ。

(上:庭の壁のスリットから犬が出ないようにブロックを。下:

 隣の家に出ないように柵を。今となっては懐かしい思い出です。)