了解です

メールの交信には必ず相手の受け止め方を考えることにしている。退職して時間に余裕ができてからのことですが。こちらからの誘いに対する相手からの断りや、元々先方からの誘いをキャンセルしてきたとき、何と答えるか。よほど面倒くさい相手でないかぎり、ステレオタイプの返事はさけている。大変残念ですが、次の機会にはよろしくお願いします、などは義理チョコをもらったような臭いを感じるでしょう。もし自分ならと思いながら、違う言葉をさがす。親しい相手の場合は断ることの残念さがわかるので、単純に’了解です’と親しみをこめてあっさりした返事にしている。ところがそのつもりで返事したのに、そんなに簡単に了解するなんて冷たいじゃないですか、なんて言われたのです。女性の気持はわからないところがあってびっくりです。たまたまこの方だけなのか、面倒くさい性格なのかと、今後気を付けようとする。対面では表情などで分かりやすいのに便利なメールで予期せぬズレが生じたりする。たいていの場合はこれまでの付き合いの経験にてらして自分なりに納得できている。わざわざ真意を確かめたりすると面倒くさい人間になっちまいますよ。

(ハルとチョコのお墓に二種類の水仙が。金柑の実もまだ健在です)