スーパーのコピー機が空いている確率

趣味の会では欠席者にその日の資料を郵送する役割がある。10年前に引き受けた。一番若手の仕事らしい。私で若手、どんな会じゃい。前任者は50名もの宛名を手書きしていたというのです。引継ぎを聞くだけでどっと疲れた。それだけは避けたい。ネットで宛名シール印刷を検索して、ワードとエクセルのコンビネーションは意外だったが、プリンターから宛名シールが現れた時は無上の喜びだった。さてその封筒の中身の資料。これを人数分コピーするのも郵送係のお仕事。面倒くさいことはみんな年下にやらせてきたようだ。従来型の組織のお決まりです。大量のコピー、つい先日は400枚だった。平日のスーパーの午前中、それも開店して30分程度あと。この時間帯なら競合相手はほぼ現れない。退職するまでは週末だったので、たまに使っているひとがいたが、コンビニと違い、スーパーのコピー機の存在すら知らない人が多いようです。かち合う確率は宝くじとあまり変わらないのかも。確立というのは、ある程度の分母を超えると、実質ほとんど変わらないらしい。宝くじ、10枚買いと大人買いの違いはほとんどないという。何でこんな仕事をいまさらやらされるのか。せめてサービスカウンターのスタッフがマイタイプなら時間も不満もないものを。ところがこの趣味の会、良いところもあるのです。会合後はほぼ毎回、帰り路にショボイ中華屋で飲み会となる。これを仕切るのが八十に手がとどきかけるお方。オーダーから割り勘の精算まで、全部やってくれる。すべてが若手にやらせるのでもない。なんでもこのお方、元建設業だったらしく、飯場派と言われたりして愛されている。ほっこりする環境である。はて、自分はその会で何派なのか?

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(キッチンのカウンターに置いている調理器具と、家具調の食器収納。どちらも実用性とデザインを両立させたものです。)