私の黒歴史

サラリーマンご愛読で経済紙の最終頁にある履歴書、勤めていた会社からもお二人が掲載されたが、評判には明暗が。人の自慢話ほど退屈なものはない。その差が出たのだ。小説のサクセスストーリーは読み心地はよいが、企業のトップはその反対で失敗談の方が面白い。以前社報に駐在記を連載したときの評判がよかったのは失敗談も含め自分をさらけ出したからだと同期から聞いた。あの頃は人を羨んだりねたんだりすることはなかった。まさに、人から学ぶのは良いがくらべなくてもいい、だった。古希となった今じっくりと振り返ればいろいろあったけれど、思い出すと少しつらいが、だんだんその味がうすまっている。それが年の功なのかはしれないが、決して忘れていないから教訓となっていることは確かである。正しい意味での初心忘るべからずなのです。一方良かったことも覚えている。いつまでの過去の栄光に浸ってはいけないとは亡くなった友人の口癖だったが、人は思い出だけで生きて行けると言うごとく、忘れてはいけないのだと思う。ともあれ、私史上最大の黒歴史はやはり、あれ。。。

(今度の多肉植物はどのくらいもつだろうか。水はやりすぎがよくない。教訓だが
 ついやってしまう。むつかしい。)