復讐仇討致しません

復讐や仇討は何の解決にもならない。と分かっていても致し方なくやってしまう。じゃあ致さない方法はあるのかというと、ある。よいお手本がある。詐欺にあった被害者が加害者から巧妙にお金を取り返す小説を書いたらそれがベストセラーになって、実際に作家が詐欺で奪われた金額とほぼ同額を印税で手にいれる。あの英国の有名作家の例である。能の’富士太鼓’のストーリーは、夫の仇を太鼓を競った加害者ではなく、争いの原因となった太鼓をかたきとみたたてて激しく打つのである。そして気を静めるお話。仇討といえば忠臣蔵だが深堀すると単なるリベンジではなかったようだ。だからこそ復讐仇討の連鎖は止まっている。広島と英国のコベントリーにある和解の像は今や世界五か所にあるようだ。この像が訴えるのは、敵同士、勝ち負け関係なく、仲直りしてこの先、戦争は止めよう、である。私も、その作家のようにスマートにできないとしても、納得できる解決策を模索したい。復讐はいたしません。だから世界各地で起こっている紛争もそような解決お願いします。

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(上:糠さんまのソテーと、野菜のアヒージョです。いろいろ挑戦しています。下:

こんな小物の傍でブログを毎週ひねり出しています。)