NYでブリちゃんロス

今回の旅行で外せないのの一つが、ブリちゃんとのツーショット。ロンドンの蝋人形館で撮ったツーショットは搭乗前に息子たちにラインで送った。万一の時これを遺影にするようにと。まだ今年5月のこと。なぜ、12月のニューヨークにブリちゃんがいない。今年初めラスベガス公演を一か月まえにしてキャンセル、今も休業中だが。それとも彼女のピークは2000年頃。あれから20年。ロンドンのブラックキャブの形はほぼ同じだけど、イエローキャブに今や大型セダンはない。だから、自分にとってロンドンの方が優しい街なのです。初めてブリちゃんのCDを手にしたタイムズスクエアのショップもみあたらない。METにはドガの踊り子の絵画が数多く展示されていたが、自分が感動したあの一点がないのです。休日によく買い物したお洒落な雑貨店の場所は今高級ブランドのお店に。アーモンドを買ったキャンディーナッツのワゴンの姿も見当たらない。一次会で毎回使った和食居酒屋は高級串揚げ店になっていた。49丁目のピアノバーも一軒しか残ってないようだ。ロスが続くなか、最終日ふと立ち寄ったスーパーマーケットに、まさかの’ポン菓子さま’がいらっしゃった。さっそく二袋購入。ニタッとした瞬間があった。ほっこりです。よかった。いつもながら、自分は単純なのです。

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(食べたらとまらない、二袋目もいつまでもつか)

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(公園のドウダンツツジは真っ赤に彩っているが、我が家のはいつも遅い。主人似なのか、と思えばいじらしい)