9.11と 8.11と 3.11

2001年8月11日は次男の14回目の誕生日。単身赴任中だった私のところに家族が来てくれて、日本食レストランでお祝いしました。バースデーケーキは事前におねがいしておいてサプライズにしました。当日のWTC展望台のチケットが残っています。そして一か月後同時多発テロがあったのです。偶然とはいえ、この二つの日付は忘れられません。さらに10年後に同じイレブン、大震災があったのです。これも偶然に過ぎないのですが、三つはセットで刺さっています。2019年12月、思い出のマンハッタンを訪れ、新しくなったWTCに上りました。あの辺りはすっかり変わっていました。他のところはといえば、一見あまり変化はないようながら、あの日本食レストランは敷居の高いお店に変貌していました。ユニークなグッズをたくさん買った雑貨店も高級ブティックに。寂しいですが無理もありません。3.11の翌年にボランティアで陸前高田に滞在し見た自然の怖さ。当日なら冷静でいられただろうかと。テレビの映像で見る限り新しいインフラが見受けられるが、もとには戻らないのでしょう。収束中のコロナも元のようには戻らないといわれている。みんな前に進むしかないのです。

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(10月になると玄関脇のケヤキの大木とは対照的に目を和ませてくれる。可憐に。)