ケヤキ強剪定

”玄関脇には五本仕立ての欅を植えよう” あれから18年。直径が10センチほどだったのが今では50センチ超にも。その幹が5本あるので、立派を通り越してこの先どうなるか。今朝は雨になったのに予定通り植木屋さんが来て、ばっさり、すっきりと、主の頭と同じショートカットに仕上げてくれた。4人ががりで一時間ほどだ。剪定する人二名、車に乗せて片づける係りが二名。昔ながらの木のぼりスタイルの老練ベテランと車に装備しているクレーンのゴンドラにのる中堅、どちらも手際が良い。二人が切った枝が地上に落ちると急に大きくなる。五メートル級が何本も。これは素人には無理な作業だ。十年程前までは自分でカットしていたが高所恐怖症に加え、ホームセンターの梯子では届かなくなったのでしかたがない。最初はこの木を植えてもらった道路を挟んだ向かいの植木屋さんに頼んでいたが、ご主人が病気で倒れられたので今の親方を紹介された。植木屋さんって結構のんびりしていて、サラリーマンしていた人間の感覚では理解できないところがある。電話でお願いしても、具体的な日にちの確認もないまま2,3カ月音沙汰がない。そうかと思えば悪天候を押してあっという間に仕上げてくれる。出来上がりは抜群にかっこ良い。だから次もここにしようと思っている。聞いたら、鎌倉までも行くらしい。近所の植木屋にしたらと言っても、いつも依頼があるらしい。なんともいい話。親方も他の四人もみんなよさそうな人ばかり。

朝から心がいやされた。天候は台風の接近もあって、おだやかではなかったが。

(植えた当初は存在感が薄かったが、今や家の方が脇役に)

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