本場のスロットはコインが使えません

ラスベガスの続編です。100枚近くもあるクオータをこの機会に使ってしまおうと持ち込んだのに、なんとスロットにはコインが使えません。紙幣だけ。ニューヨーク勤務時代に各州の絵柄コインをなんとなく貯めてしまった。終活の一環でやっている断捨離で発見、スロットで使い果たそう。そう思っていたのに。さてどうしよう。持って帰るのは馬鹿らしい。カジノにあるcashierで替えてくれるのか?かっこ悪いけど、小さな勇気だして、聞いてみた。かっこ付けに’いつからノートになったの’と聞いたら、’ずいぶん前からよ’と笑顔だった。ラスベガスはお上りさんには優しいところなのです。カジノフロアの一角に、入口の閉ざされたシアターがあった。そうです、ブリちゃんのコンサートが予定されていた。中止を目の前で確認したのだ。シアターを示す照明だけがやたら明るいのが余計寂しさを感じさせた。ホテルの選択については予備知識もないまま、ブリちゃんのコンサートがあるホテルということで決めた。実際ロケーションは抜群、豪華すぎず、しょぼくもなく、小奇麗で清潔感のあるホテルである。自信をもって人に勧められるホテルかなと。結果的にはブリちゃんのお陰。でも、オッサン同士やガキ連れ家族にはもったいないホテルかも。次男と朝食で座った隣の席にパパと娘。おそらくはコンサートは中止だけど、予定通りやってきたに違いない。娘とのコミュニケーションがブリちゃんなのか。娘がいたら内も同じだと思うとなんとも羨ましい。ブリちゃんよりやや白っぽいブロンドのロングはマイタイプではないけど。そちらの注文メニューもまったく同じだったのを口実に、想像通りか確認しようかとおもったが、勇気がなかった。一歩間違えば気持ち悪ーいなんておもわれるの悔しいからだ。こんな親子二人ずれがホテルでちらほら見かけた。また、空港からの乗り合いタクシーで同じホテルで降りた若い子二人連れも今回のキャンセルを残念がっているにちがいない。絶対そうだと直感したが、この二人への声掛けはもっとハードルが高かった。活動再開したら絶対行くからね。ラスベガスでもどこでも。

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クリスマスローズが旅行中に咲き始めていた。日当たりが良くないので、他所の家よりいつも遅い。でも毎年開花期間もながく、楽しみにしている。)