息子の言うことは聴こう

今回の旅行、きっかけは息子とのおしゃべり。そんなにマイルあるなら海外旅行でもしてきたら。目的なしの一人旅はモチベーションわかないよ。で、なぜかロンドン在勤当時の話になって、郊外にあったあの庭付きの広い家、今まだあのままかな? 見てきたら。で、それが目的になった。大義名分ができたのだ。Goすることに。ならあの時行けなかった闘牛も。で、マドリード、ロンドン4泊6日の行程に。マドリードまではエコノミー、ロンドンへはビジネスクラス、羽田への帰国はFクラス。出世魚か、何遊んでる、いや実はマイルだとそれしか空席がなかった。退職したら自由で何でもできると思っていたが、実は現役時代の方が楽なのだと気が付いた。何でもできるということは、誰からも、何の制約もないから、すべて自分で創造しなければならない。会社の出張、家族旅行は迫ってくれば自然と進んでゆくが、今や創造なくてはどこも行こうと思わない、どこも行けない。息子はそれを察してヒントをくれたのだ。これからの終活、旅行もクリエイティブにならないと、何も進まないということだ。無重力地帯に突入したら、自分の責任でベクトルを生み出しコントロールするしかない。いや、逆にこれを好機として終わりまで楽しむしかない。慣れるまで簡単ではないが、何とかやってみようという気がしている。手始めがロンドンマドリード。豪華ではありませんか。自分がまだ中の上にいると思えると心に余裕が出てきました。

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(往年のアウトレットで買ったポロシャツと30年前のセーター。Tシャツとコーデしてみました。)