ハルのお墓II

四年前、職場で第一線から退いた年にオスのゴールデン、ハルが10歳で亡くなった。そして二年後、退職の年に妻が亡くなり、さらに二年後の今年母が亡くなった。次の二年、再来年にも身近な誰かが亡くなるのだろうか。自分は今年67歳だから二年後は特別な響きのする数字の年齢になるが。ま、それはさておき、もし自分が居なくなったらマックスとチョコはどうなるのだ。里親として無責任ではないか。なんとしても彼らより長生きして見送ってやらないと。そして次は飼えないぞと思っている。彼らのお墓もハルのように庭にDIYで作ってあげる。ダメだ。そんな予定調和なことを考えるようでは。自分が歩んでいる終活は本来ポジティブに過ごすことなのだ。将来を安易に想像したりしてはいけない。長生きなんて大上段にかまえないで、次の二年、さらに次二年と。そうだ、ブログは続けよう。一年分を紙の本にして息子たちに残している。自分が死んで、彼らが父につてい知りたいと思うのならと。二年後は二冊増えて全部で四冊になる。愚直に生きよう。それが人間の使命なのだから。なんて、すぐ大真面目な自分が現れる。誰かが言ってたように、自分は面白くない人間なのかも。

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(ハルが寂しがらないようにと、庭に咲くコルチカムの球根をお墓の傍におすそ分けしたらきれいに咲きました。