神様の思いやり

ずっと前から期待していた旅行や久々にマイタイプに会える飲み会がキャンセルになった。その瞬間はがっくりだが、期待外れすることを未然に防いでくれたのは神様の思いやりだと信じている。なぜかって自分は期待しすぎる性格なので。神様は思いやったり、いたずらしたり、気まぐれだったり、遊びとかいろんなことをします。でも包括的に思いやりで集約されるのかと。神様という言葉を使うのは、ドラマのセリフからの引用で特段宗教色はないのです。20年も前に大ヒットしたロマンティックラブコメディーを知らない人には熱心に信仰しているのかと誤解されたり、急に引く人のリアクションをみるのは嫌ですから。だから使い道に気を付けている。異文化との付き合いの要領です。この言葉に出会ったドラマは20年前ですが、使い始めたのはここ数年前からのことです。先日趣味の会の発表会でお稽古の結果を十分に出せなかった。悔しいはずなのにそんなに塞いでいない。手抜きなしで精一杯お稽古をした結果だから。これが今の実力です。結果が出なかったアスリートがインタビューでよく言うセリフです。悔しいことは間違いないが練習不足を反省しているわけではないのですから。プロの域には程遠いが悔しさの中のさわやか感を理解できたようで心が満たされています。今回の本番不出来も神様の思いやりではなかったかと。

f:id:toyotac:20210326120319j:plain

f:id:toyotac:20210326120418j:plain

(ハルのお墓の傍でクリスマスローズが一輪。ムスカリもショボいが愛らしい。)