ある日突然

前触れなく突然にやってくる偶然とか運命。だれにでもある、おこりうること。日常的にはその日その時が来るまで忘れている。事故、災害、体調異変、自分もいつか。おそらく天寿を全うして老衰で亡くなる人にとっては、ある日その時は限りなく小さな出来事なのでしょう。機械の故障、茶碗の破損、なんでも故意ではないものには日常茶飯事なのだろう。人は突然のある日その時を普段は意識できない。そう、他にやること思うことが多いからだと思う。だから不幸やハッピーを偶然と思うのかもしれない。この先必ず起こる突然は死であるが、ハッピーの方の突然はいくつあるのか。不幸より確率が低そうだが、確率の問題ではない。日本では死刑の執行はその朝に知らされる。人権侵害で憲法違反だと訴訟になっているらしい。もっと前に知らせるべきだと。普通の人の死は死刑囚よりももっと突然やってくる。余命宣告された人はそれまでに何かをやろうとする。終活はいずれ人は死ぬからが前提となっている。大切な人との別れは突然にで、絶対にある。その為に恋愛しない、できない人。結論はいつも同じ。一生懸命楽しむこと、あがくこと。それが人の幸せであり、宿命である。終活っていい言葉があるものだ。つくづく。

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(健気に咲く花もある日突然色あせの方向に向かう。気づかないうちに)