魔法にかけられて

昨日珍しく雪が降って少し積もった。二年ぶりのことか。くそ寒いと誰かがメールで語ってた。こんな日は過去の不思議な体験がよみがえる。苦い経験だ。魔法にかけられてたとしか思えない、アンコントロールな行動だ。今ならありえない思考方法でドツボにはまる。つい無意識のうちにやっちゃいけない方に動く自分。逃げなきゃいけないのに金縛りでコチンコチンの自分。これが世阿弥の言う’初心’のもどかしい過去、それを忘れてはいけない。これが本来の思いであるらしい。その時々の初心を背負って今の自分が居る。言わずもがなのことを言ってしまったり、わかっていてもできない。なんでしょう。それがその時の自分そのものである。これを糧にして成長するのだ、なんてステレオタイプのことをつまんないと思うか、どうかだ。この数年世界の安全保障は微妙にやばくなっている。絶対権力者がいる国と、民主主義だといっている国、もしどちらかが魔法にかけれたら。みんな戦争そのものはやりたくないはずだ。でも進んでしまう。魔法。こわい。だから懸命に予防策を試している、それなりにあがいているのだ。そう思えてならない。

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(毎朝の景色が雪でトッピング。マックスとチョコも勝手が違うようだ。去年植え替えてもらったシャラ。この雪の肥やしで真っ白な夏椿の花、たくさん咲かせてください。)