おまかせとおもてなし

次男と二人暮らしの我が家が特別ではなく、通常家庭の料理はおまかせなのだと思う。私の場合いつのころからか自分へのおもてなしメニューになっている。どうせやるなら面倒とか苦痛とかあってはいけない、長続きしたければ楽しまねば、それならば自分の好きなもの、自分へのおもてなしメニューにすればと、まさに生活の知恵である。手作りが苦痛ではなくなると、外食したお店の値段が妥当か、自然と気になりだした。特に少々お高いお店では、これぼったくりではとかいろいろダメ出しをしてしまう。もちろん口には出さないが。コース料理とアラカルトの他に’おまかせ’があるお店、一般的には少しきどってるお店。ところが、おまかせとは聞こえはいいが、多めに仕入れたが売れ行きの悪い食材や安く仕入れた食材を組み合わせた、お店側に立ったおまかせではと疑う時がある。これ、仕入れた牡蠣が生食期限がすぎたのでグラタンにしたのかとう経験をした。生食用と加熱用とはものが違うことは知っていたが、美味しくなかったせいで使い回しだと思い込んだのかもしれないが。おもてなしのおまかせと、じゃないおまかせの違いは微妙、まさに紙一重かもしれないが。プロで少し高めのお金をとっているなら、じゃないと思わせないでほしいものだ。

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(タイトルとは関係ない、じゃないものです。上:訪れた記念に買いました。

 下:マフラーとそれにくっついてきたぬいぐるみ。ニューヨーカー製です。)